リズと青い鳥 (仮)

とりあえず寝なきゃいけないので仮投稿

 

感情の表現方法としてアニメーションはここまで出来るのかーと大変感心しました。
劇中作とのリズと青い鳥の関係性が混在していることにみぞれが気づいた瞬間はたまらないものがあった。映像と音楽と会話の間と、全部で複雑に絡んだ相手への感情を生々しく表現してくる。丁寧なアニメーションの可能性ですよねーここまで出来るんだよな。感服。

打ち解け合って仲直りするっていう話じゃないのがね、

学校、部活、一緒に歩くことの意味。

剣崎さんが癒しです。メイン二人以外の描写はほぼないんだけど、それでもみぞ先輩とのセッションに込められた意味が多過ぎて、あの短時間で色々なものが見えて、すごい。

パンフの恋と愛の項で述べられているハッピーエンドへの想いは、今後の二人への祈りとしてストンと自分の中に落ちてきた。

本田望結さんとてもよかったね。ジブリっぽさすごい。

最後のべん図は…

山田尚子さんが数学や物理のモチーフをコンセプトに使うみたいな記事で、互いに素ってお前天才かという←言語化必要。

パンフ読むと情報を多分に載せた丁寧な仕掛けが無限にあったことが分かるんだけど、受け手としては技法的なところに全く意識は行かなくてただただ息詰まる相手への絡み合った感情が空気感として伝わってくる。これを匂いと表現しているのはとても納得感がある。